応募作品一覧

バッグ部門

バッグ部門

フューチャーデザイン

作品イラスト
作品イラスト
作品イラスト
作品イラスト
作品イラスト
作品イラスト
作品イラスト
作品イラスト

井澤 知也

個人

彩苞(Saiho)
日本の美を宿す革鞄
その名は『彩苞(さいほう)』

サイズ(cm):

H25 × W15.5 × D15.5

作品コンセプト

日本の文化は古来より、四季や風、光、雨といった自然の変化に美を見出してきました。和紙もまた、水や木、光の恵みから生まれた素材であり、革と同様に自然の命を内包しています。透かし部分の内側には、素材を収納できる軽量な豚革製の枠をホックで着脱できる構造を設け、季節に合った和紙や、雨の日には切革に入れ替えることで、日常に自然とのつながりを取り戻します。灯りを入れればランプとしても寄り添い、素材を外せば革は風とともに呼吸します。和紙は山口県徳地の工房を訪ね選びました。開口の革紐に巻いた和紙は、やがて朽ちて下の革が現れ、表情が移ろいます。革を、内なる命と美を包み支える苞葉に見立て、『彩苞』と名付けました。

ブランドとして大切にしている価値観・ストーリー
着物の生地や日本の繊細な美を取り込んだレザーバッグ・小物を制作しています。日本の伝統を大切にしながらも、現代の価値観やライフスタイルに調和する商品を生み出すことで、受け継がれてきた文化を世界へ広め、未来へと繋ぐことを目指しています。また、素材一つひとつの背景に敬意を払い、命あるものを無駄にせず、美しい姿へと昇華させるモノづくりを大切にしています。日々技術を磨き、その価値をより高く昇華できるよう努めています。

Instagram