中野 直幸
レザーハウスアンティーク
サイズ(cm):
H1.5 × W36 × D26
本作「革で表現した富嶽三十六景」は、すべて革素材のみを用い、伝統的なレザーカービング技法により浮世絵を実物大で再構築したアートシリーズです。ポップなワントーンの色彩表現で現代的な感性を加えつつ、革という異素材がもたらす質感と重厚さにより、新たな美的価値を創出。まるで、版木を飾っているような立体感と存在感が空間に静かに響きます。2025年の大河ドラマ『べらぼう』を契機に再び注目が集まる浮世絵文化に対し、革新の視点から敬意を込めてアプローチした作品です。