







井上 篤
「ATSUSHI INOUE」
靴のサイズ(cm):
25.0
日本の伝統美の代表でもある’花魁の装い’
50年先の未来にそのスタイルは変化しているのか?そんな想像から生まれたデザイン。
花魁衣装において特徴的な「前帯」が靴と一体化している。一方で全体的には近未来的、サイバーパンクの世界を意識した仕様になっている。前帯の裏、かかと付近、サイドの穴飾りからはリフレクター素材が覗き、内側のファスナー、シューレースは蓄光素材。暗闇で仄かに光る。そしてソールはホワイトのシャークソール。「ぽっくり」とまではいかないがボリュームがあり存在感抜群。
50年後の未来には、こんな靴を履いた花魁が迷い込んでいるんじゃないか?という未来を想像した。
「伝統と先端の融合~‘Edgy & Trad’~」をデザインの主軸としています。伝統というのは靴のスタイル。昔から靴のスタイルは男女関係なく大きく変わってはいないと考えています。履物としての機能を失わないようにしながら、今まで見たことがないような前衛的なデザインを表現することを目指しています。素材はもちろん、デザインや履き心地をお客様と一緒に考えながら1足を作り上げる、「体験型オーダーメイド」で、お客様には自分がデザイナーになった気分を体験しながら楽しむことができるスタイルをとっています。