木村 大介
個人
サイズ(cm):
H10 × W8 × D8
くびれた螺旋をつないで作ったペン立てです。
単純な形状ですが、革を周方向に曲げながら縦方向にくびれさせるには革を変形させる必要があるので普通に曲げるだけでは作れない形です。3Dプリンタで型を作成して水絞りして革を変形させて癖付けすることでこの形状を実現しました。
“継ぎ目の存在感をなくすこと” を目標に細部の設計と仕立てをしました。
CADを活用した0.1mm単位の細かい調整とそれを形にする手仕事の技術が作成の要になりました。このペン立てはデジタルとアナログの複合技術で成り立つ作品になっています。