「Japan Leather Award 2017」表彰式が11月29日(水)、大阪・梅田 阪急うめだ本店9F「祝祭広場」で行われました。今年もプレゼンターとしてドン小西さんが登壇し、受賞した素晴らしい作品を一つ一つ紹介して会場を盛り上げてくださいました。
グランプリは、田中利明さんが受賞。「日本のデザインが見直されている今の流れを考慮して浮き世絵をコラージュした靴をつくりました。雨に濡れた状態で絵柄がはっきり浮かび上がるのが特徴です。雨の日を楽しんでください」と語ってくれました。
会場では受賞作品、2位の作品、大阪・東京会場人気No.1の作品、計20作品を展示。新しい発想、ファッションの楽しさが溢れる作品が個性を競いました。
審査員長 長濱雅彦(東京藝術大学教授)からの総評は、「非常にレベルが高い作品が数多く集まり、審査では審査員が意見を戦わせながらも全員納得の上で受賞作品を決定しました。ヨーロッパに負けない日本ならではのものづくりが盛り上がってきてうれしい限りです。日本の皮革産業がますます活性化していくことを望みます」
特別審査員 ドン小西さんからは「世の中が転換期を迎える今、海外からの日本の評価も大きく変化。オリンピックを前に日本デザインの魅力や新たな提案が大いに期待されていますので、ぜひ頑張ってください」次世代を担うつくり手とジャパンレザーの未来へアドバイスが。
今回で10年目を迎える本アワードの表彰式を日本有数の百貨店、日本のファッション文化発信の場として知られる、阪急うめだ本店で無事開催でき、ジャパンレザーの歴史の1ページが刻まれました。
来年度も、さらに進化し続ける「Japan Leather Award」を、どうぞ、お楽しみに。