ファッション産業である皮革産業に、その時々の消費者ニーズなどに即応できる、新たな“発想・表現”を持つ人材を育成したい。このような目的のもと、一般社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA)が開催する「Japan Leather Award」。
今年は『素材×デザイン×ファッション=∞』をコンセプトに作品を募集。9月29日(火)に応募を締め切り、合計330点もの作品が集まりました。
これを受け、10月26日(月)・ 27日(火)の両日、株式会社阪急阪神百貨店 阪急うめだ本店「阪急うめだホール」において、東京藝術大学 菅野健一教授を審査員長とする、デザイナー、ディレクター、バイヤー、流通関係者など10名のプロ審査員、阪急うめだ本店に来店された150人のお客様により、作品に直に触れての審査を行なっていただきます。
後日、この審査会でのそれぞれの得点を勘案して受賞作品が決定することになります。
なお、Japan Leather Award 2015 オフィシャルサイトでは全応募作品を紹介中(http://award.jlia.or.jp/2015/list/)。是非ご覧ください。
【審査会】
審査日時
2015年10月26日(月)12時~20時 / 27日(火)11時~16時 |
審査会場
株式会社阪急阪神百貨店 阪急うめだ本店 9F「阪急うめだホール」
大阪府大阪市北区角田町8番7号 9F 〒530-8350 |
審査作品数
330点 |
審査基準
『素材×デザイン×ファッション=∞』のコンセプトを踏まえ、天然の皮革素材を活かしたものづくりやデザイン力、ファッション性を総合的に審査します。 |
受賞作品
レディースフットウェア / メンズフットウェア / レディースバッグ / メンズバッグ / ファッション雑貨 / 生活雑貨 / 日本エコレザー / エキゾチックレザー / 学生の9部門からグランプリ1点と残り8部門から各部門賞1点、および、ゲスト審査員賞1点 |
審査方法
全作品を対象として審査員長を含むプロ審査員による審査、阪急うめだ本店の来店客150人による審査を各部門毎に実施し、それぞれ[プロ審査員93% : 来店客審査員 7%]の比率で得点を計算、
各部門毎に最も点数が高かった作品を部門賞、さらに部門賞の中で最も点数の高かった作品をグランプリとします。ゲスト審査員賞はドン小西氏が1点選出し決定します。 |
【プロ審査員メンバー】
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菅野 健一(審査員長)
1977年3月、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程工芸専攻修了。多数の大学で教鞭を取り、2009年10月より東京藝術大学美術学部教授となる。2012年度より4年連続で審査員長を務める。
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阿部 浩
レガーレ株式会社 代表取締役。株式会社ベイクルーズ、株式会社ピーエックスのマーチャンダイザー・プランニングディレクターを経て独立。ブランドのコンサルタントとして活動中。
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鎌倉 泰子
H.P.FRANCEにてさまざまなブランドのディレクター、バイヤーとして活動。現在、JLIA銀座ショールーム「TIME & EFFORT」に勤務。
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木田 真由美
一般社団法人地域ブランディング協会(※) メンバー。バーニーズジャパン、藤巻兄弟社等を経てフリーに。アパレルから雑貨まで幅広い経験を生かし企業のサポートをすると共に、伝統工芸や作家の支援を目指す活動を実施している。
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久保 雅裕
元繊研新聞社パリ支局長。昨年10月退社後「ジュルナル・クボッチ(Journal Cubocci)」を立ち上げファッション関連のニュースやクリエーター情報、旬な人物のインタビューなどを掲載、発信。
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高橋 俊宏
一般社団法人地域ブランディング協会(※) 代表理事。株式会社エイ出版発行「Discover Japan」の編集長を務めるかたわら、地方創生を目的とした人材育成やネットワークづくりの活動を行っている。
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城 一生
浅草ものづくり工房 インキュベーションマネージャー。靴業界ジャーナリストであり、若手靴デザイナーのPR・販売促進を目的とした多種多様な企画・イベント活動を行っている。
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林 容
株式会社阪急阪神百貨店 阪急うめだ本店 趣味雑貨営業統括部バイヤー。昨年度に引き続き、今年度も審査員を務める。
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平松 有吾
渋谷パルコにてインキュベーション企画や新規デザイナーショップの誘致業務を中心に活動。2011年よりスタートしたデザイナーファンドのFFF(ファイトファッションファンド)やワンスアマンスの拡大を進めている。
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矢口 真弓
フリーランスのPR・アドバイザー。
ビギグループ ピーエックス プレスセクション勤務後、独立。バッグブランド「トフ・アンド・ロード・ストーン」のPRを手掛ける。
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※地域ブランディング協会・・・クリエーター、個人会員、地方自治体・企業をネットワークし、クリエイティブの力を活用して地域の価値を高めていく、そんな理念のもと、日本を元気にするための活動を行っている。
【ゲスト審査員】
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ドン小西
ファッションデザイナー、名古屋学芸大学客員教授。また多数の学校特別講師も務める。毎日ファッション大賞・FECデザイナー賞ほか国内外の受賞多数。流行色協会理事、日本ユニフォームセンター理事。
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