素材に使った革の色、つや、風合い等が気に入りましたので、あえて他の素材と組み合わせることなく、作ってみました。縁取りは手触りを大切にしたかったため、折り返して角が出ないようにし、また重なる部分の漉きの厚みを変えることにより、ボリュームを持たせてみました。本体のアクセントとして、裏生地を漉いてセンターに盛上げ部分をデザインしました。手に取ってなめらかな手触りを感じて頂ければと思います。