作品コンセプト

ファッションの一部としてのスニーカーをデザインしました。アッパーには、悪目立ちせず、色々な服装に合わせやすいマットな質感の黒い革を使い、ソールに白のラバーを使う事でスニーカーらしさを表現した。また、ライニングとインソールに吸湿性に優れた牛革を使い快適で高級感のあるものにした。デザイン的には、奇抜になりすぎず、少しだけ個性のあるラインを意識した。白黒2種類の靴紐を付け替えることで、スポーティーに履く事もシックに大人っぽく履く事も出来る。機能としては、バルカナイズ製法による返りの良さ・ヒール部分に内蔵されたクッション材とインソールによるクッション性の良さ・カウンターとゴム製のスタビライザーによるしっかりとしたホールド感・履口の柔らかなパッドスポンジ・ 踏み返しの度に通気し蒸れ難くするタンのベンチレーションホールなど普段快適に履いてもらうための工夫を詰め込みました。