バロックパールのイビツに歪んだ美しさ、バロック様式の建築や絵画の過剰な装飾美など、 また日本の伝統的な社寺建築や室内の欄間などといった木造装飾や、絵巻物の中を縫うようにして描かれた、トグロを巻く「雲」の表現にも、精神的バロック性を感じ、それらを抽出してデザインされたモチーフをアイコンとするブランドのハンドバッグ。 彫刻家としての活動もあるデザイナーの、立体物への造詣を注ぎこんで、素材や独自の形状、クオリティーを、こだわり抜いて生みだされたオブジェクト。