日本の文化を象徴する資材、「漆」。現在日本で流通している国産漆は全体の約5%。レザーに興味のある方にも関心をもってもらいたく、岩手県産浄法寺漆を使った長財布を作りました。染料と漆を合わせたものを刷毛で塗り重ねることにより、刷毛の模様と光沢が生まれます。これは、ご使用になる方が木の年輪のように幾重にも重なり人生経験をより豊かに、色褪せることのない漆の光沢のように光り輝く人生を送って欲しいという願いが込められています。また、漆は古来より魔除けとして重宝されてきているため、お守り替わりとしてもお使い頂けます。