「展開した形から考える」ことをコンセプトにデザイン、制作を行いました。 気球は現代ではあまり見かけることのなくなったものですが、120年前に飛行機が登場するまでは空の旅には欠かすことのできない存在でした。そして近い将来には宇宙旅行の移動手段となるそうです。 気球の展開図と卵を逆さにしたようなフォルムに着目し、デザインソースとして使用しました。遠出をする際のカバンは直方体が多いと感じていたため、それとは異なる曲面を生かすため外観はできるだけシンプルに、開口部は入れる・探す動作がしやすいよう、大きく開くようになっています。