作品コンセプト

このスニーカーを履くためには、素足であるか、もしくは足の親指と人差し指（第1趾と第2趾）が分かれているソックスの着用が必要です。 何故ならこの作品は、外見こそ普通のスニーカーと変わりませんが、その内側は足袋を模した構造になっているからです。 足で靴自体を「掴み」、靴紐が足の甲をしっかりホールドする事で足の固定をより確実にし、歩きやすさを実感できる･･･そんな履物を目指して設計しました。 また、日常の使用を意識した、靴の着脱を用意にするファスナーも設けました。 【良い靴は それを履く主人を 良い場所に連れて行ってくれる】 その様な言葉があります。 素晴らしい言葉です。 この「足袋」スニーカーが、貴女を良い『旅』に連れて行ってくれる存在になります様、願いをこめて。