極上の時間を彩る、
瓶ビールのためのクーラーボックスです。
「革の食器」で得たノウハウを基に、丸洗い可能・完全防水仕様にて製作。
冷気は上からの下へ。
アルミトレーで仕切られた上段には保冷剤を乗せ、下へ流れる冷気を熱伝導性に優れたアルミトレーが遮る事なく理想的な保冷を実現します。
断熱材には床革とコルクを採用。
オールレザーの味わい。
一般的なクーラーは使用した後は倉庫等にしまわれるだけ。
レザービアクーラーは調度品としての品格を持たせてあり、普段は文庫本を収納するなど「小抽斗」としても使える設計になっています。
野趣ある床革の経年変化も味わえ、家の内外で活躍し存在感のある作品です。
今の時代に何が求められ、レザーに何ができるのか。
これまで革の可能性を探究してきた当工房の現時点での答えを盛込んだ作品です。
革素材は床革のみ、プラスチック不使用、繰返し永年使える耐久性と経年するほどに味わい深く愛用できて、1台2役で倉庫に眠る事の無いもの。
革の常識もクーラーボックスの常識も超越したこの作品は重量感はある。
しかし、この重さこそ自然に対する敬愛の証と言えましょう。