◯足全体を革の袋で包み込むように作られる古来のモカシンを現代風に再構築
◯アッパーを上部、下部のふたつに分け、それを革紐により編み上げることでアッパー全体を袋状に仕上げ、インディアンモカシン本来の柔らかさを表現
◯ブラックラピド製法を採用することにより、しなやかさを維持しつつ、安定感のある歩行が可能に。
◯ウェッジ部に軽量なコルクを使い、スニーカー並の軽さを追求した。
◯独特のフォルムは革靴に興味のなかった新たな層にもアプローチができる。
目がまわるほどテクノロジーが進化し続ける昨今、効率化やコストパフォーマンスと相反するものを作りたかった。これからの時代、微妙な歪みや、人間くささといった完璧すぎないという事が相対的に「価値」として生まれてくるのではないだろうか?
作品の中に
「人の手の存在を感じられるもの」「制作風景が浮かぶもの」
そんなものを、わたしは作っていきたい。