「革の持つ魅力を最大限に引き出すには?」
それは愛用してもらうこと。
本作品は「エマージュ」の名の通り、
使い始めは目立たない花と蝶が
ゆっくりと浮き出てきます。
経年変化に楽しさやワクワク感がプラスされ
より愛用したくなる作品に仕上がりました。
デザイン面では
使用している栃木レザーの
タンニンの原材料であるミモザと
花に誘われるアゲハ蝶をデザインしました。
また、側面の編み込みや手縫いのステッチが
アクセントにもなってます。
構造面で目指したのはしっかり自立して
シンプルかつ使いやすい2wayのミニトートバッグ。
気軽に持ち歩ける軽さも特徴の一つです。
『故きを温ねて新しきを知る』
“サステナブル”という言葉が生まれる遥か以前から
人類は食肉の副産物である「皮」を「革」に加工して
活用してきました。
頂いた命、皮革に携わってきた全ての方々に感謝し、
「革」を使用した製品を永く愛用してもらう事も
“SDGs”の一つであると考えます。
本作品は新しい技術を取り入れながら
「革」という素材の素晴らしさを
再認識できる『温故知新』の作品です。