サイズが合っていなければ、良質な革、程よく馴染んだ革であっても心地良く履いて頂く事は難しいと思います。他の履き物と同じく一人一人の足を採寸し、型紙から製作を始める事により、履き心地も大きく変わってきます。と ここまではよくある話です。
当然お客さんにはアトリエや受注会に来て頂く事が必須でした。コロナ禍を経て、お客さんご自身でも出来る簡単な採寸方法を見つけ出し、今では動画を使ってお客さまに採寸方法をご案内し、日本全国どこからでもご注文が可能になりました。
鼻緒の締め直しやソールの交換など、修理をする事で半永久的に履いて頂けます。
ご自分で採寸した事で愛着も増し、長く使い続けて頂ければと思います。
ネットからの注文が当たり前になってきている時代です。
試着をして、サイズなど自分に合わなければ返品も出来る時代です。
返品や交換が増える事により、配送業者の負担は増し、排気ガスの増加、co2の増加は地球温暖化の要因の1つです。
個人であっても、メーカーであっても、長く使い続けて頂けるものを作る事がこれからの時代においての責任だと思いますし、と同時に返品、交換の機会を減らす事も責任だと考えます。