がま口の口金のデザインに惹かれ、ヌメ革を用いてハリのあるコロンとしたフォルムの鞄を制作いたしました。
がま口の伝統的なデザインと違い、片手で楽に開閉出来る機能性とデザインに魅了されました。
革は昭南皮革製作所の本ヌメ革を使用し、表面にはアメリカ発祥のレザーカービングを施し、しなやかで美しさを表現、内袋には綿100%のコットンバーバリーを使用し高級感のある仕上がり。
鞄作りにおいて口金を選択した場合、デザインや機能性に大きな影響を与え、口金のデザイン、革のハリや柔軟性をよく検討することにより鞄の個性を引き出すことが出来ると感じました。