国産の原皮を使用し、伝統技術である漆塗りを施している「黒桟革」
古くは甲冑等に使用されてきた素材で、革の黒ダイヤとも称される。
その希少な革を生かすため、デザインは極力シンプルに。
近年では剣道の防具や紳士の靴・財布などに使用されているが、レディースバッグに仕立てるべく芯使いやマチのデザインに拘った。胴版を少しふっくらと女性らしく、エッジを効かせるためにコバは切れ目に。国内の職人が製作したオリジナルの口金を革巻きすることで、ゴールドサティーナに磨きをかけたオコシが際立つ。
一見シンプルに見えるがタンナー・金具職人・バッグ職人、各所熟練した職人技を詰め込んだ1点。