害獣駆除によって出るジビエレザーを鞣さず利用して、置き型のランプシェードを作りました。皮は薄さが違ったりシミがあったりしてライトの透け感が部分的に変わる仕様になっており、自然そのものの暖かみと落ち着きを演出することができます。機械化が進み、なにかとブルーライトを浴びがちなこの現代、自然を体現したこのランプシェードの柔らかな光を浴びることで、眼だけでなく、脳や心も休まるでしょう。
個体差をテーマに作成しました。同じ種類の動植物にも性格や細かな見た目の違いといった個体差で世界にひとつだけのものになるように、作品に使用している皮にも薄さやシミの違いといった個体差があるため模倣不可能な世界にひとつだけのランプシェードとなっています。