1枚の革を、カッターで切って、ポンチで穴開けて、折り曲げて、接着して、革ひもでかがるだけ。
菱目打ちで縫い穴を開け、手縫いをし、ファスナーや金具を取り付けて、開閉できるようにする、
……普段のやり方を止めたところで、どこまでできるのか、試してみました。
ファスナーやボタンの代わりに、本体と蓋の側面をそれぞれ革ひもでかがり、革ひもどうしの接触で止まるようにしました。
革ひものかがり、今回はフラットにかがりましたが、ねじりながらかがると革ひもどうしの接触が強くなり、開閉に必要な力が少し大きくなります。
開閉の微妙なタッチは、実際に触って頂かないと分からない。…それが少し残念です。