「良い鞄は手(持ち手)に手(手間)がかかっている。」というベテラン職人さんの言葉を受け、スマートフォンケースに高級紳士鞄のハンドルを付けました。従来大切な書類を運んでいたビジネスバッグの代わりに、現代人にとっての大切な情報はすべてスマートフォンに詰まっています。現代の高級鞄に、手のかかった手を付けて持ち歩きませんか?通常は廃棄されてしまう床革を積層して削り出し、手に馴染むハンドルを成形しました。積み革技法の特徴である断面の色を活かした、独特な見た目も魅力です。横置きスタンドとしても使えますし、固定電話時代の懐かしい持ち方で通話もできます。
10万円近い価格にも関わらず、多くの人が持ち歩いているスマートフォン。持ち主にとって大切な情報が詰まったこのツールは、現代の高級鞄と言っても過言ではありません。さらに近年スマートフォンの大型化に伴い、持つ事を補助するケースも多数発売されています。だったら鞄のハンドルを付けても良いのでは?という事で、立派な持ち手を付けました。廃棄される床革を積層<-削り出し<-コーティングする事で自在な成形が可能です。