ジビエレザーの魅力は何といってもこのワイルドな表情です。多少の傷はその革が持つ個性であり、唯一無二の素材だと思います。
タンナーさんを訪れた時、たまたま出会ったこの革。「この革で何かを作りたい」という衝動に駆られ、スマホショルダーを作ってみました。
作ってみて分かったことは、傷を模様と捉えるにはそれに相応しいデザインがあるということです。この革を使えば簡単に唯一無二の物が作れますが、どんなデザインでも受け入れてくれるわけではありません。
ジビエレザーの魅力を引き出すデザインとは?今後も引き続き取り組みたい課題が見つかる作品となりました。
ジビエレザーが持つ課題は、いろいろあると思います。
魅力的な製品に仕上げて消費者に届けることで、ジビエレザーの循環の一旦を担うことが出来ると本望です。