傷が多くB級以下が多く出る馬革の下地を使用し、
最後に手で洗いをかけることで、
温かみがあり風合いの良い仕上がりになりました。
使用する際にできる傷なども気にならないので、
革製品でありながら気配りがいらないという嬉しい点もあります。
傷が多くB級以下が多く出る馬革を使用していますが
傷を風合いと捉えることにより、気にすることなくパーツを裁断できるため、
取り都合がよく革のロスを減らすことができます。
また洗いをかける際にオイルを含ませることで、
傷は強調され個性としてそのまま生き続けます。
一つとして同じ傷はないため、素材としての価値が上がり、
革本来が持つ風合いや個性を最大限生かしたバッグを製作することができました。