野沢 浩道
個人
宇宙の平均的な色=コズミックラテが淡いベージュ色でヌメ革と似てる。そんな事を頭の隅にヌメ革の仕上げをしていたらテクスチャーや色調に宇宙を感じてしまった。立体成型した球体シェルを小宇宙に見立て、自分なりの宇宙色で【ダイスカップ】を作品にした。神はサイコロを振らないけれども‥掌の小宇宙で踊るサイコロ‥矛盾に満ちた世のメタファー。友人曰わく「宇宙っていうか、光る泥団子みたい」‥【かわだんご】と命名する。