応募作品

飯地 彰大

革工房kimamamono

部門
フリー
カテゴリー
フューチャーデザイン
作品名
ハギレモノシリーズ
サイズ(cm)
H10 × W5 × D6

作品コンセプト

「命を最後までいただく」をテーマに革の端切れを材料に製作しております。
様々な材質の革ハギレを使っている為、抜き型で同じ形にパーツ取りをしているのに一点物が出来上がる不思議な作品。
普段使われない革端切れ、命の勿体無さを感じていましたが小さなパーツに分けてカシメで止め、革そのものがあまり動かない「使わないもの」にしてしまえば革の状態を気にする必要もない事に気がつき、自分で出した端切れの他にも様々な革の端切れを仕入れ色や質感等個性豊かなキャラクターを生み出しております。
食事を残さず食べるのと同じように「命を最後まで使う」を心がけ、革でモノを作るということに取り組んでいきたいと思います。

審査員長特別賞(持続可能なデザイン)参加作品

使い所が無く、持っていても仕方がない革の端切れ。元々は素材として他の部位と同じ価値を持った存在であるにもかかわらず、革包丁の試し切りや試作品等に使われてなかなか日の目を見ない事が多く「命のもったいなさ」を感じていました。

食事を残さず食べるのと同じように「命を無駄なく最後まで使う」という材料になった生き物への感謝の気持ちが持続可能な取り組みというものに繋がっていくのではないかと思っています