応募作品

西牧 正晴

個人

部門
フリー
カテゴリー
ベストプロダクト
作品名
熊革のレザーベアー
サイズ(cm)
H24 × W18 × D20

作品コンセプト

全て手縫いで縫い上げたレザーベアー。使用した革は珍しい熊革を使いました。これはジビエレザーと言われているもので、鹿や猪などの害獣駆除の際に副産物として生まれた皮が鞣されたものです。自然で育った動物たちの荒々しい傷跡などが特徴的な唯一無のレザーです。革の人形は数あれど、もっと立体的に革の雰囲気を楽しめる外縫いでの仕様にしました。型紙から縫製の方法まで全てオリジナルで作成しています。経年変化を楽しめる素材なので、インテリアとしても末長く愛されるレザーベアを目指しました。革は副産物を使用した最古のリサイクルだと思っています。革のある暮らしにレザーベアを革製品の新しいアイテムとして、広めたいです。

審査員長特別賞(持続可能なデザイン)参加作品

レザーベアーはインテリアとして新たな革製品を提案します。経年変化を楽しめる革ならではの楽しみ方はもちろん、代々にまで受け継ぐことができるのは「人形」ならでは。靴やバッグとは違い、使用して劣化することがほとんどないことや、人間の生活の中で変わることのない人形というデザインが新しいカタチになると思います。実用品ではないものですが、レザーを使用することで、末長く愛されるレザーベアーをつくり続けます。