本の内容に関係なくこのカバーを装着すると難しそうな本を読んでいるように見える、外見と中身にギャップが生まれるブックカバーがあったら面白いだろうなと思いました。外見は昔を感じさせる装丁に、多くの知識が詰め込まれたアンティーク洋書をモデルにしました。昔の書物がもつ装飾の豪華さは文字や模様に金箔を使うことで表しています。中身はアンティーク洋書と対照となる漫画。多くの笑いやドラマが詰め込まれた漫画雑誌を入れることで、この作品の核心である「ギャップ」を感じてもらいたいと思っています。これで本を借りた人が本を開いた瞬間、渡された時には予想もしなかった中身から驚きや笑いが生まれたらいいなと思います。