垣内 梨寿
兵庫県立姫路工業高等学校
皮革は長く持てば持つほど愛着が湧いてくるという特徴を持っています。時間と共に「好き」という気持ちが大きくなっていくのです。その愛おしい時間を視覚的に時計の歯車で表現し、よりバッグを好きになる瞬間を意識できるようにデザインしました。 このバッグはファスナーを開ける度に歯車が動き、経過する時間を感じられます。また回すことによって歯車の仕組みが見えるので、それを見た相手は「なんだろう?」とワクワクした気持ちになります。それは好きになるという特別な時間です。