きのこが持つ独特の造形美・質感・色合いを、靴を用いて、また靴の造形美との融合も目指し、ポップに表現した作品です。木から生えるきのこをイメージしています。
本来は履くために作られる靴ですが、この作品は靴自体が持つ本来の造形美にのみ着目し、オブジェのようにして製作した作品です。この靴の造形美と、同じように他にはない独特の造形美を持つきのことを融合させたら、全く新しい靴ができると考え製作しました。
生活様式が大きく変化している今のこの世の中において、革靴は履かれる機会が減少していると感じます。そういった今の時代も背景に、履くための靴ではなく、観賞するための靴もありなのではと考え製作しました。