田中 宏幸
個人
19世紀初頭の北米大陸中西部、ヨーロッパ人との交易で先住民族に広まったビーズ細工。 衣類や武器防具、日用品など広くビーズで装飾を施す文化に刺激を受け、今手に入る素材を使い、素朴でプリミティブな雰囲気を持つ作品を目指しました。 ナイフシース自体はナイフを安全に持ち運ぶためのものですが、当時の彼らが誇らしげに腰にぶら下げる姿をイメージし、ビーズやフリンジといった装飾を施しました。