青木 柊
株式会社アオキ
和紙のような、プラスチックのような半透明革を使用してカバンが作れないだろうか?の疑問がこのトートバッグを製作したきっかけになりました。 半透明革の透ける特性を活かして下地に京都の美濃和紙を使用し、バッグ全体の模様は和紙の表現技法のひとつ破り継ぎ(やぶりつぎ)を参考にしてデザインしました。下地の和紙は継ぎ感を出すために一枚一枚を手で破り和紙独特の繊維が端に見えるように工夫し、あたかも革の上に和紙があるように見える作品に仕上げています。