応募作品

三村 祐貴丸

国際ファッション専門職大学

部門
学生
作品名
傷を藍した財布 傷×藍染×財布
サイズ(cm)
H10 × W11 × D3
販売サイト
 

作品コンセプト

長年、傷ついた皮革がどうしても在庫として残ってしまうのが現状として存在する。
レザーはもともと生きていた動物である。全てのレザーを資源として有効活用する事、傷ありのレザーの意識を変革し、世間一般に普及させるという事をビジョンとして取り組んだ。ビジョンを叶える為に重視した事は3つある。傷ついた皮革の存在を知ってもらう。作り手の哲学、想いやこだわりに共感できるモノ。本物の価値を提供し、経年変化を楽しむモノ、「良いものを一つは持っていたい」を叶える商品を作りたい。以上の想いを軸にしてこのコンセプトを提案した。

審査員長特別賞(持続可能なデザイン)参加作品

2つのポイントを重要視して企画を行った。1つ目は傷を際立たせたかっこいいデザインである。傷の場所、種類は一つ一つ違う為、オンリーワンの商品。2つ目は自然由来の藍染で染色している。天然繊維だからこそ出せる美しい経年変化が楽しめる。「ジャパンブルー」藍にしか出せない色、日本らしさが表現できる。私は傷を藍した財布で従来のレザーの概念を変えるきっかけに。そして、傷ありレザーの意識に革命を起こす。