横山 明子
個人
発信型の展示作品 2022年の春、初めて鹿革で鞄の製作に取り組むと、害獣駆除対象の一頭分の革の傷は大小数も様々で特別に扱いたいと思えた。傷のある場所を切り落とさず隠しながらも生かして使うと2つと同じ物は無いオンリーワンの心地良さを覚えた。そして2022年の夏、更に踏み込んで鹿革の傷をあえてそのまま生かし、自然界の命や命あるものを最後まで使い切る思いよ届けと願い、その思いを発信できる展示型の作品を仕上げた。目で見て直接触れて頂き、ぜひ、鹿革から見る自然界と未来に思いを馳せて頂きたい。