応募作品

長井 渉

wataru.N

部門
フットウェア
カテゴリー
ベストプロダクト
作品名
HYBRID 02
靴のサイズ(cm)
23
販売サイト
 

作品コンセプト

『都会的であり野生的な一面』をテーマに相反するものを融合させた
[HYBRID]をコンセプトとしました。

目の前に現れた一頭の蝦夷鹿にインスピレーションを受け
『軽やかさ』『荒々しさ』『美しさ』を表現したく
本来 足を保護するため重厚で着脱に時間のかかるマウンテンブーツをベースに
[柔らか]な蝦夷鹿革を使い
[ナイロンベルト]による自在な締め付け
[ベルクロ]による微調整
[SRバックル]による一発着脱
それらを組み合わせ HYBRIDでタウンユースなブーツに仕上げています。

審査員長特別賞(持続可能なデザイン)参加作品

北海道における蝦夷鹿の農業被害は年間40億円以上と言われ、年間13万頭前後を駆除しています。
しかし年々頭数は増え、反対にハンターの減少 高齢化が進んでおり
「待ったなし」の状態です。人と鹿が共存する上で
近年では食肉の副産物として出た皮を鞣してレザーとしての活用が注目されています。

本州の鹿よりも大判で取れる蝦夷鹿革は
今後日本において唯一無二の持続可能なレザーとなり得るでしょう。