はぎれから小さなチップを作り、それらを積み上げることで形作る、新しい造形方法を提案します。スマートフォンを立てることが出来ます。まるで表面張力でくっついているかのような立体形状を表現しました。全てはぎれから製作しています。
全てはぎれから製作しており本作品のために新たな革材料を用意していません。一般的な革製品は、革の良い部分のみを使用しはぎれは廃棄されてしまいます。はぎれの利用について以前から考えており、この方法を思いつきました。小さなチップとして切り出すことで、どんな形状のはぎれでも利用が可能です。また、チップは3次元的に積み上げることができ、自由自在に造形できます。はぎれの新たな可能性が示せたら良いなと思います。