国内最大の革製品コンテスト
「ジャパンレザーアワード」(一般社団法人 日本皮革産業連合会主催)は、その前身にあたる「レザーグッズ インターナショナル・デザインコンテスト 2001-2004」、「『革人-カワト-の匠』賞2005」、「JLIA LEATHER GOODS DESIGN AWARD 2006-2008」から続く、衆望を担う受賞者を輩出した革製品デザインの祭典です。
全国の職人やクリエイターに向けて募集を行い、応募されたすべての作品をウェブサイト上で一般公開します。そのすべての作品の中から、各専門分野で活躍するデザイナーらで構成する審査員8名の厳正なる審査と協議により、受賞作品を決めます。
ベストプロダクト賞
日常生活で使用する革製品で、優れた「デザイン力」と、量産品質が確保された「商品力」のある作品
フューチャーデザイン賞
皮革素材を使用し、今までにない「新規性」が表現されたデザインや機能を提案する作品
レザーアワードは、国産のなめし革などを使用した作品を対象とする日本最大の革製品コンテストとして、バッグ・フットウェア・衣料服飾雑貨といった革を用いた製品の、新たな可能性を見出すための活動です。このアワードを通じて、新たな“発想・表現”ができる人材の発掘と育成を目指しています。
レザーアワード2024受賞者紹介
東京藝術大学 美術学部 デザイン科 教授
専門はプロダクトデザイン。日経デザイン記者を経て⾧濱デザインオフィス設立。グッドデザイン賞、KSP 賞、イエローペンシルなど受賞多数。近年は次世代の生活支援ロボットのデザイン研究などを行っている。
審査員長・各審査員の写真をタップすると、コメント動画を閲覧できます。
審査により高く評価された受賞作品は、受賞者プロモーションの一環として、体験型店舗「b8ta(ベータ)Osaka ‒ Hankyu Umeda」に2024年12月1日(日)から2025年1月 6日(月)14日(火)(変更)まで展示しました。
今回で18年目を迎えた「ジャパンレザーアワード2025」では、より多くの作品に消費者の「声」を伝えることができるよう、グランプリを含む各賞受賞作品10作品だけでなく、入賞作品60作品程度をあわせて展示する『受賞・入賞作品展』を開催します。
展示期間を11月29日(土)から12月7日(日)までの9日間とし、展示場所には、流行に敏感な若い世代が集まる裏原宿エリアにあるイベントスペース「Rand表参道」を使用します。選ばれた革製品の魅力を消費者にダイレクトに伝えるだけでなく、次世代のファッションやデザインに強い関心を持つ若者たちのリアルな「声」をフィードバックすることで、受賞者・入賞者がトレンドに応答した個性ある革製品づくりの参考にしていただけることを期待しております。
ジャパンレザーアワード2024には、北海道から九州まで全国各地から281点の作品が応募されました。応募作品の一覧はこちらです。その中から、9月28日に東京・渋谷ストリームホールで行われた審査会において、長濱雅彦審査員長をはじめ、今年度から新たに加わった政近審査員を含む7名の審査員により、特に優れた10点の作品が表彰されました。
また、新設したテーーマ\teema賞(レザーの魅力を深く理解しとにかくレザーが大好き!な方々のためのオンラインストア「テーーマ」)は、Ken Shiina Design Laboratoryの椎名賢さん《knapsack》が選ばれ、今後テーーマでの販売が予定されています。さらに、2024年度のグランプリには、株式会社オベリスクの石橋善彦さんによる《パンチングレザー刺し子ライダース ver.3 type.Bandana》が輝きました。
審査員による厳正な審査を経て選ばれた優れた作品(受賞作品を含む)81点が「ジャパンレザーアワード2024」として認定されました。
なお、2024年度の受賞作品は、12月1日から翌年1月14日まで、阪急うめだ本店8階の「b8ta(ベータ)Osaka - Hankyu Umeda」で展示しました。
「ジャパンレザーアワード2024」小冊子(PDF)では、2024年の概要と選定作品および受賞作品を掲載しております。